ディスクとマウント:df・du・lsblk・mount
ストレージは / の木のどこかに「接ぎ木」されて初めて使える。これがマウント。lsblk でディスクの地図を見て、df で残り容量、du で誰が食っているかを調べ、mount で新しい媒体をつなぐ。容量不足の調査はここから始まる。
「ディスクがいっぱいです」——サーバを触っていると必ず出会う警告だ。その前に、Linuxがストレージをどう扱っているかを知っておくと調査がぐっと楽になる。物理的なディスクはそのままでは使えず、/ を頂点とするファイルの木の、どこかの枝(ディレクトリ)に「接ぎ木」して初めてアクセスできる。この接ぎ木がマウントだ。
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たとえマウントは、新しい部屋のドアを既存の家の廊下につなぐ作業。ドアをつなぐ先のディレクトリ(マウントポイント)を通ると、その先にディスクの中身が広がっている。
💽 ディスクの地図を見る:lsblk
まず全体像を掴むなら lsblk だ。接続されているディスクとその区画(パーティション)が木構造で表示され、それぞれがどこにマウントされているかも分かる。sda が1台目のディスク、sda1・sda2 がその区画、という命名も読み取れる。
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例lsblk を打つと sda(ディスク全体)の下に sda1 が /boot、sda2 が / にマウントされている、といった対応が一目で見える。
📊 容量を調べる:df と du
df は各マウントポイントの空き容量を示す。df -h と付ければバイトではなく GB・MB といった読みやすい単位になり、全体像を掴める。du は指定した場所以下が「どれだけ食っているか」を積み上げ、du -sh * ならカレント直下の各項目の合計サイズが並ぶ。df で全体、du で犯人捜し、という順で使うと効率がいい。
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ポイント新しい媒体をつなぐのが mount、外すのが umount。CD-ROMなら sudo mount -t iso9660 -r /dev/sr0 /mnt のように種類(-t)と読み取り専用(-r)とマウント先を指定する。使用中のディスクは umount できず「device is busy」と怒られるので、その場所から cd ~ で移動してから外す。
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コツ容量不足の調査は df -h → du -sh * | sort -h の二段構えが鉄板。全体でどこが満杯かを見て、そのディスクの中で誰が太っているかを掘り下げる。
この項目に出てくる用語
マウントまうんと
ディスクなどの媒体を、ファイルの木のあるディレクトリにつないで使えるようにすること。
パーティションぱーてぃしょん
1台のディスクを論理的に区切った区画。