周辺機器を使う(raspi-configでI2C・カメラを有効化)
センサーやカメラをつなぐ前に、raspi-configのInterface Optionsから必要なインタフェース(I2C・SPI・カメラなど)を有効化する手順と、有効化後に再起動して反映させる流れを学ぶ。
🍓 センサーやカメラは差すだけでは使えない
ラズパイの魅力は、温度センサーやカメラといった周辺機器をつないで電子工作ができること。ただし物理的につないだだけでは動かないことが多い。多くのインタフェースは初期状態で無効になっていて、OS側で有効化してあげる必要がある。その入口がraspi-configだ。
raspi-configは、ラズパイの各種設定を対話画面でまとめて変えられる管理ツール。ターミナルでsudo raspi-configと打つと青い設定メニューが開く。設定を書き換えるので管理者権限が要り、頭にsudoを付ける。
POINT[EX]: 周辺機器の有効化はInterface Optionsのメニューにまとまっている。ここにI2C・SPI・シリアル・カメラなどの項目が並んでいて、使いたいものを選んでYesにすれば有効になる。たとえばI2C接続のセンサーを使うならI2Cを有効にする。
🍓 I2Cってなに?
I2Cは、少ない配線でセンサーなどとやり取りするための通信方式のひとつ。2本の信号線で複数の機器をつなげるのが特徴で、温度・気圧・加速度といった小さなセンサーモジュールでよく使われる。ラズパイ側でI2Cを有効化しておくと、これらの機器を認識できるようになる。
POINT[TIP]: メニューは矢印キーで上下し、TABキーで下段の<Select>や<Back>や<Finish>に移る。文字だけの画面なのでマウスは使わない。この操作感はネットワーク設定のnmtuiなど他のCUIツールでも共通なので、慣れておくと役に立つ。
🍓 有効化したら再起動して反映
インタフェースを有効にしたあとは、Finishで抜けると再起動を促されることが多い。再起動して初めて設定が効くものもあるので、素直に再起動しておくと確実だ。起動後にセンサーやカメラをつなげば、認識される状態になっている。
POINT[ANALOGY]: raspi-configでの有効化は、家電を買ってきてコンセントに挿す前に、分電盤でその部屋のブレーカーを上げておくようなもの。配線しただけでは電気が通らず、大元でスイッチを入れて初めて使えるようになる。