別名をつける:シンボリックリンク
実体は1つのまま、別の場所から呼べる「近道」を作れるのがリンクだ。ln -s で作るシンボリックリンクは、Windowsのショートカットに近い。長いパスへの入口を短く用意したり、設定ファイルを1か所で管理したりに使う。
同じファイルを何か所からも使いたい、でも実体をコピーして増やすのは無駄——そんなときに使うのがリンク(別名)だ。
🔗 シンボリックリンク=近道
ln -s ターゲット リンク名 で、別の場所にあるファイルやフォルダへの「近道」を作れる。Windowsのショートカットに近い感覚だ。長いパスの入口を短く用意できる。
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例ln -s /var/www/site/current app で、深い場所を app という短い名前で呼べる。ls -l すると l で始まり -> で先が見える。
🪢 ハードリンクとの違い
ln を -s なしで作るとハードリンクになる。こちらは同じ実体(inode)に別名を付けたもので、元を消しても実体は残る。ふだん使うのはほぼシンボリックリンクでよい。
⚠
つまずきシンボリックリンクは「先のパス」を覚えているだけ。リンク先を消したり動かしたりすると、リンクは行き先を失う(リンク切れ)。
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コツ設定ファイルを1か所にまとめ、各所からリンクで参照する使い方(dotfiles管理など)は、実務でとても重宝する。
この項目に出てくる用語
シンボリックリンクしんぼりっくりんく
別の場所にあるファイル/フォルダへの近道。ln -s で作る。Windowsのショートカットに近い。
ハードリンクはーどりんく
同じ実体(inode)に付けた別名。どちらから消しても、もう一方が残れば実体は消えない。
inode(アイノード)あいのーど
ファイルの実体を管理する内部の識別番号。名前とは別に、実データや権限情報を指す。