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ユーザとグループを作る:useradd・groupadd・usermod

誰がいて、どのグループに属し、何を触れるか。それを決めるのがユーザ管理だ。useradd で人を追加、groupadd でグループを作り、usermod でグループを付け替える。id で確認しながら、権限の土台を組み立てる。

権限の話をパーミッションで学んだとき、その主語は「所有者・グループ・その他」だった。では、その「ユーザ」や「グループ」自体はどうやって生まれるのか。Linuxはマルチユーザが前提で、人ごとにアカウントを分け、それぞれに家(ホームディレクトリ)と権限を与える。さらにグループでまとめれば、複数人に同じ許可を一括で与えられる。

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たとえユーザは社員証、グループは所属部署。社員証を発行するのが useradd、部署を新設するのが groupadd、配属を変えるのが usermod、と考えると役割が整理できる。

👤 ユーザを作る:useradd と passwd

新しいユーザは sudo useradd 名前 で作る。これで /home 以下に住所(ホームディレクトリ)が用意されるが、作っただけではログインできず、sudo passwd 名前 でパスワードを設定して初めて使えるようになる。sudo useradd shirou のあと sudo passwd shirou でパスワードを決めると、su - shirou でそのユーザに切り替えられ、whoami で shirou と出れば成功だ。

👥 グループを作り、付け替える:groupadd と usermod

グループは sudo groupadd 名前 で新設する。作ったグループにユーザを加えるには usermod を使い、sudo usermod -aG グループ ユーザ とする。ここで -aG の a(append)が肝心だ。

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ポイント-aG ではなく -G だけを使うと、既存の所属グループが上書きされて消えてしまう。追加は必ず -aG。この一文字の違いが事故のもとになりやすい。
ユーザshirouユーザhanakoグループ(部署)masterusermod -aG master で、複数ユーザを同じグループに束ねられる
コツ迷ったら id で確認する。id shirou と打てば、そのユーザのIDと所属グループがすべて表示される。作る・変えるたびに id で答え合わせをする習慣が、権限まわりの事故を減らす。

この項目に出てくる用語

ユーザアカウントゆーざあかうんと
Linuxを使う人ごとの登録。ホームディレクトリと権限を持つ。
グループぐるーぷ
複数のユーザをまとめ、同じ権限を一括で与えるための単位。

関連コマンド

useraddgroupaddusermodidpasswd

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