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ディレクトリの地図:ファイルシステム階層

Linuxのファイルはすべて / を頂点とする1本の木にぶら下がる。/etc は設定、/home は各ユーザの住所、/bin はコマンドの実体、といった具合に置き場所が決まっている。地図を知れば、目当てのファイルの居場所を推測できる。

コマンドの練習をしていると、いつか必ず「あの設定ファイルはどこにあるんだ」という壁にぶつかる。そのとき手がかりになるのが、Linuxのディレクトリ配置のルールだ。Linuxのファイルは Windows のように C: や D: と分かれておらず、すべてが / (ルートディレクトリ)という1つの頂点から枝分かれする、1本の大きな木になっている。

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たとえ/ は町の中心。そこから /home(住宅地)、/etc(役所の書類棚)、/bin(道具箱)へと道が伸びる。住所の付け方が決まっているから、初めての町でも目的地を推測できる。

🗺️ 主要なディレクトリの役割

枝の名前と役割はおおむね決まっている。/home は各ユーザの個人スペース、/etc はシステム全体の設定ファイル、/bin と /sbin はコマンドの実体、/dev は装置を表すファイル、/var はログなど変化するデータ、/tmp は一時ファイル置き場だ。

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ポイント/etc=設定、/home=ユーザの家、/bin=コマンド、/dev=装置、/var=ログや可変データ、/tmp=一時ファイル。この6つを覚えるだけで居場所の見当がぐっと付く。
//home/etc/bin/dev/varすべてのファイルは / を頂点とする1本の木にぶら下がる
システムの設定は /etc の下にまとまっている。cat /etc/hosts と打つと、IPアドレスと名前の対応表が表示される。「設定は /etc」を知っていれば、この居場所は迷わず思い出せる。

この配置には Filesystem Hierarchy Standard(FHS)という共通の取り決めがあり、ディストリビューションが違ってもだいたい同じ場所に同じものが置かれる。だから一度地図を覚えれば、別のLinuxでも応用が効く。

コツ迷ったら ls -l /etc のようにディレクトリを覗いてみる。名前から役割を推測し、実際に見て確かめる——これを繰り返すうちに地図が頭に入る。

この項目に出てくる用語

ファイルシステム階層ふぁいるしすてむかいそう
Linuxでディレクトリの置き場所を定めた共通の取り決め(FHS)。
ルートディレクトリるーとでぃれくとり
すべてのファイルの頂点にある / のこと。

関連コマンド

ls

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