まとめて圧縮:tar と gzip
大量のファイルは、1つの箱にまとめて小さく圧縮すると扱いやすい。tar で複数ファイルを1つのアーカイブ(.tar)に束ね、gzip で圧縮して .tar.gz にする。バックアップや転送のたびに使う、いちばん基本の梱包術だ。
たくさんのファイルをバックアップしたり、別のマシンへ送ったり。そのたびに1つずつ扱うのは大変だ。まとめて1つの箱に詰め、小さく圧縮すれば、運ぶのも保つのも楽になる。
📦 tar:まず1つに束ねる
tar は複数のファイルやフォルダを、1つのアーカイブ(.tar)にまとめる道具。オプションは c=作成、x=展開、t=一覧、f=ファイル名、z=gzip圧縮、v=経過表示。czf の3点セットをまず覚える。
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例tar czf backup.tar.gz project(projectを圧縮して固める) / tar xzf backup.tar.gz(展開して取り出す) / tar tzf backup.tar.gz(開かずに中身を確認)
🗜 「束ねる」と「縮める」は別工程
tar はあくまで束ねる道具で、それ自体は小さくしない。縮めるのは gzip の役目だ。z オプションはこの2つを一度にやっているにすぎない。単一ファイルなら gzip file だけでもよい。
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ポイントWindowsとやり取りするなら .zip が無難。zip -r out.zip フォルダ で作り、unzip out.zip で開ける。
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コツ展開前に tar tzf で中身を一覧すると、どこに散らばるか(カレントを汚さないか)を確認できる。事故防止の一手間。
この項目に出てくる用語
tarball(ターボール)たーぼーる
tar でまとめたアーカイブ。圧縮すると .tar.gz(.tgz)になる。
圧縮あっしゅく
データを小さく詰め直すこと。gzip・zip などが行う。転送や保存の節約になる。