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Raspberry Pi セットアップの用語集(29語)

Raspberry Pi セットアップに関する Linux 用語を、読み・意味・補足つきでまとめました。

GPIOじーぴーあいおー
汎用入出力。外部の電子部品とやり取りするピン。
General Purpose Input/Output の略。ラズパイの40ピンヘッダにあり、LEDやセンサーなどの制御に使う。電源・GNDピンも混在する。
GPIOじーぴーあいおー
Raspberry PiにLEDやセンサーを直接つなげる汎用入出力ピン群。
General Purpose Input/Outputの略で、プログラムから各ピンのオン・オフや読み取りを制御できる。Lチカ(LED点滅)が入門の定番課題。3.3V動作のため5Vを直結すると壊れるなど、電気的な注意も必要になる。
I2Cあいすくえあしー
少ない配線でセンサー等とやり取りする通信方式。
2本の信号線で複数の機器をつなげる通信規格。温度や気圧などの小型センサーで多用される。ラズパイ側でraspi-configから有効化して使う。
known_hostsのうんほすと
SSHで一度接続したサーバの身元情報を記録しておくファイル。
初回接続時に相手のホスト鍵を保存し、次回以降のなりすましを検知する仕組み。サーバのOSを入れ直すと鍵が変わり、警告が出て接続できなくなる。その場合は該当行を削除して再登録するのが定番の対処。
microSDまいくろえすでぃー
ラズパイのOSとデータを保存する小型メモリーカード。
ラズパイは内蔵ストレージを持たず、microSDから起動する。書き込み・読み出しが頻繁なため、耐久性の高いカードが望ましい。
microSDカードまいくろえすでぃーかーど
ラズパイのOSやデータを入れる小さな記録媒体。
多くのラズパイはmicroSDにOSを書き込んで起動する。手軽な反面、書き込みに弱く壊れやすいので、バックアップやSSDへの移行が勧められる。
NetworkManagerねっとわーくまねーじゃー
Bookworm以降で標準のネットワーク管理の仕組み。
新しいRaspberry Pi OSで採用されたネットワーク管理。GUIのNetwork Preferences、文字画面のnmtui、コマンドのnmcliから設定できる。
OS Customisation(Imager詳細設定)おーえすかすたまいぜーしょん
Imagerで書き込み前に初期設定を仕込む機能。
Raspberry Pi Imagerの詳細設定。SSHの有効化・Wi-FiのSSIDとパスワード・ホスト名・ユーザー名などを事前に指定でき、ヘッドレスセットアップの要になる。
OSイメージおーえすいめーじ
起動に必要なOS一式を1個のファイルに固めた、書き込み用のデータ。
microSDカードへ書き込むと、そのままRaspberry Piの起動ディスクになる。Raspberry Pi Imagerなどの専用ツールで書き込むのが確実。単にファイルをコピーしただけでは起動できない点が初心者のつまずきどころ。
Raspberry Pi Imagerらずべりーぱいいめーじゃー
OSをmicroSDへ書き込む公式ツール。事前設定もできる。
OSの選択と書き込みに加え、ホスト名・SSH有効化・Wi-Fi・ユーザーを書き込み時に設定でき、ヘッドレス運用の準備に役立つ。
Raspberry Pi OSらずべりーぱいおーえす
Raspberry Pi 向けの公式OS。Debian をベースにしている。
旧称 Raspbian。Debian 系のためパッケージ管理は apt を使う。デスクトップ版と軽量な Lite 版がある。
raspi-configらずぱいこんふぃぐ
ラズパイの各種初期設定をメニュー形式で行うツール。
sudo raspi-config で起動。ローカライズ、SSH/VNCなどインターフェースの有効化、ホスト名変更などをまとめて設定できる。
raspi-configらずぱいこんふぃぐ
ラズパイの設定を対話メニューで変える管理ツール。
SSHやVNCの有効化、I2Cやカメラなどインタフェースの有効化、解像度や地域設定などをまとめて扱う。sudoを付けて起動する。
raspi-configらずぱいこんふぃぐ
Raspberry Piの各種設定をメニュー形式で行える公式の設定ツール。
端末でsudo raspi-configと実行すると、SSHやVNCの有効化、ロケール、インターフェースの設定などを対話メニューで変更できる。設定ファイルを直接編集せずに済むため、初期設定の入り口として最初に覚えたいコマンド。
USB-C PDゆーえすびーしーぴーでぃー
USB-C端子で高い電力を供給できる給電規格。
Power Deliveryの略。Pi 5は消費電力が大きく、5V/5A(27Wクラス)のUSB-C PD電源が推奨される。電力が足りないと動作が不安定になる。
vcgencmdぶいしーじぇんこまんど
ラズパイのCPU温度や電源状態を調べる専用コマンド。
measure_temp でCPU温度、get_throttled で電圧低下やサーマルスロットリングの有無を確認できる、ラズパイ固有のツール。
VNCぶいえぬしー
デスクトップ画面を遠隔で見て操作する仕組み。
Virtual Network Computing の略。SSHが文字ベースなのに対し、VNCはGUI画面ごと別PCに転送して操作できる。raspi-config で有効化する。
VNCぶいえぬしー
別のコンピュータのデスクトップ画面を、ネットワーク越しに操作する仕組み。
Raspberry Piにディスプレイをつながず、手元のPCからGUIを丸ごと遠隔操作できる。操作される側(サーバ)と操作する側(クライアント)の両方にソフトが必要。文字だけをやり取りするSSHと違い、画面そのものを転送するのが特徴。
サーマルスロットリングさーまるすろっとりんぐ
高温時にCPUの性能を自動で落として保護する動作。
温度が一定を超えると周波数を下げて発熱を抑える。頻発する場合はヒートシンクやファン、適切な電源アダプタの使用を検討する。
シャットダウンしゃっとだうん
OSに終了処理をさせて安全に電源を止めること。
書きかけのデータを保存し終えてから停止する。sudo shutdown -h nowで実行。途中で電源を抜くとファイルが壊れることがあるため、正しく止めてから電源を切る。
シングルボードコンピュータしんぐるぼーどこんぴゅーた
1枚の基板にCPUやメモリなど主要部品を収めた小型コンピュータ。
Raspberry Piが代表格で、手のひらサイズながらLinuxが動く。GPIOで電子部品を直接つなげるため、電子工作やIoTの学習・試作に向く。安価で失敗を恐れず実験できる練習台として、Linux学習にも最適な存在。
ディスクイメージでぃすくいめーじ
記録媒体の中身を丸ごと写し取った1つのファイル。
microSDの全内容(OSやパーティション構成を含む)をそっくりコピーしたもの。壊れたときに新しいカードへ書き戻せば、元と同じ状態に復旧できる。
ピン配置ぴんはいち
GPIOヘッダの各ピンが何の役割かを示す並び。
どのピンが電源(3.3V/5V)・GND・信号用かを表す。pinout コマンドで図として確認でき、配線ミスは故障につながるため要確認。
ブートローダぶーとろーだ
電源投入直後に動き、OS本体を読み込んで起動につなげるプログラム。
ファームウェアとOSの橋渡し役で、カーネルをメモリへ載せて制御を渡す。PCではGRUBが有名で、Raspberry Piでは専用のブートローダがSDカードなどからOSを読み込む。起動しないトラブルの調査で必ず登場する層。
ヘッドレスへっどれす
モニターやキーボードをつながず遠隔で操作する運用。
頭(画面)がない状態、の意味。ImagerでSSHやWi-Fiを先に仕込んでおき、電源を入れるだけでネットワーク越しにログインできるようにする。
ヘッドレスへっどれす
ディスプレイやキーボードをつながず、遠隔操作だけで運用する形態。
Raspberry PiをSSHやVNCで操作すれば、モニタなしでも初期設定から運用まで完結する。OSイメージの書き込み時にWi-FiとSSHの設定を仕込んでおくのがヘッドレスセットアップの定石。サーバ用途では一般的な運用形態。
ヘッドレス運用へっどれすうんよう
モニターやキーボードをつながず遠隔から使う運用。
ディスプレイ・キーボードなしで、SSHやVNC経由でPCから操作する。Imager で事前にSSHとWi-Fiを設定しておくと実現しやすい。
固定IPアドレスこていあいぴーあどれす
再起動しても変わらないよう手動で決めたIPアドレス。
自動割り当て(DHCP)だと再起動で変わることがあるため、IP・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNSをセットで指定して固定する。遠隔操作の宛先が安定する。
公開鍵認証こうかいかぎにんしょう
鍵のペアを使い、パスワードなしで安全にSSHログインする認証方式。
手元で作った鍵ペアの公開鍵をサーバへ登録し、対になる秘密鍵を持つ人だけが接続できる。パスワード認証より総当たり攻撃に強く、常用する接続では標準の方式。秘密鍵は誰にも渡さないことが大原則。

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