ネットワーク基礎の用語集(18語)
ネットワーク基礎に関する Linux 用語を、読み・意味・補足つきでまとめました。
/etc/resolv.confりぞるぶこんふ
問い合わせ先DNSサーバを記述する設定ファイル。
nameserver 行に参照するDNSサーバのIPアドレスを書く。多くの環境では自動生成される。
Aレコードえーれこーど
ドメイン名にIPv4アドレスを対応させるDNSの記録。
dig で問い合わせると ANSWER 欄に表示される。IPv6用は AAAA レコード。
CIDR表記さいだーひょうき
ネットワーク部のビット数を /数字 で表す書き方。
例: 192.168.1.0/24 は先頭24ビットがネットワーク部。255.255.255.0 と同じ意味。
DNSでぃーえぬえす
ドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み。
example.com のような名前をIPアドレスへ変換する。インターネットの電話帳にあたる。
ICMPあいしーえむぴー
到達確認やエラー通知に使う制御用プロトコル。
ping や traceroute が利用する。データ転送ではなくネットワークの状態確認が役割。
IPアドレスあいぴーあどれす
ネットワーク上の機器を識別する番号。
IPv4では192.168.1.10のように0〜255の数字4つで表す。ネットワーク部とホスト部に分かれる。
MACアドレスまっくあどれす
ネットワーク機器に固有のハードウェア識別番号。
00:1a:2b:3c:4d:5e のような形式。同一ネットワーク内での宛先指定に使われる。
pingぴんぐ
相手へ小さな信号を送り到達と応答時間を測る確認手段。
ICMPを用いる。応答が返れば到達可能、返らなければ経路や相手側の問題が疑われる。
TCP/UDPてぃーしーぴーゆーでぃーぴー
通信方式の2種類。確実なTCPと、高速・軽量なUDP。
TCPは到達と順序を保証し再送も行う。UDPは確認せず送りっぱなしで、音声・動画やDNSに向く。
ウェルノウンポートうぇるのうんぽーと
用途が広く決まっている0〜1023番のポート。
HTTP=80、HTTPS=443、SSH=22、DNS=53 など。慣習として主要サービスに割り当てられている。
サブネットマスクさぶねっとますく
IPアドレスのどこまでがネットワーク部かを示す値。
例: 255.255.255.0。1のビット部分がネットワーク部を表す。CIDRでは /24 のように書く。
デフォルトゲートウェイでふぉるとげーとうぇい
自分のネットワーク外へ出るときの出口となる機器。
宛先が同一ネットワークにない通信はここへ転送される。家庭や社内ではルータが担う。
ネットワークインターフェースねっとわーくいんたーふぇーす
通信の接続口。eth0 や lo などの名前を持つ。
有線・無線・仮想などの種類があり、各々にIPアドレスとMACアドレスが結び付く。
ポートぽーと
1台の機器内でサービスを区別する番号(0〜65535)。
IPアドレスが住所なら、ポートは部屋番号。Webは80/443、SSHは22など。
ポートぽーと
通信の窓口を表す番号。サービスごとに使い分ける。
1台のサーバ上で複数のサービスを区別するための番号。HTTPは80、HTTPSは443、SSHは22が代表例。サービスが「待ち受け(LISTEN)」しているポートに通信が届く。
ルーティングテーブルるーてぃんぐてーぶる
どの宛先をどこへ送るかを定めた経路の一覧表。
OSが参照し、該当ルートがなければデフォルトゲートウェイへ送る。ip route で確認できる。
ループバックるーぷばっく
自分自身を指す特別なインターフェース(lo / 127.0.0.1)。
外部に出ず自機内で完結する通信に使う。ローカルで動くサービスの確認に便利。
名前解決なまえかいけつ
ドメイン名をIPアドレスに変換する処理のこと。
アプリは名前で接続を要求し、DNSがIPアドレスを返すことで実際の通信先が決まる。